宝石の「鑑別」と「鑑定」の違いをご存知でしょうか?
H28年1月15日(金)国内&海外貴金属相場情報
宝石の「鑑別」と「鑑定」の違い
こんにちは。
本日は本業のお話を少し・・・
宝石を購入しますと、「鑑別書」「鑑定書」「保証書」が
お店によりますが、希望により商品に付けてくれます。
失礼ですが、あなたはその違いをご存知でしょうか?
一般的には、「鑑別」と「鑑定」は、ほとんど同じ意味で
使われています。
どちらも「刀剣や骨董、絵画のみききをする」とか
「真偽や良否を見定めること」と辞書には有りますが、
わたしたちの宝石業界では、これを厳密に区分しています。
宝石業界では「鑑別」を、
その石が天然に産出された宝石なのか、
人工的な偽物なのかを科学的に検査判定します。
「鑑定」とは、おもにダイヤモンドですが、
「鑑別」したダイヤモンドを国際的な評価基準で品質上の評価を与えます。
グレードにより取引価格に大きく影響致します。
<ライブドアニュース画像より>
先日の北川景子さんの婚約指輪も
マスコミ間で1000万円の報道もあれば、
いや、2000万円以上はする?と・・・
わたしも手に取って鑑定・鑑別したわけではありませんので
正直なところ、答えることは差し控えますが、
例えば、2.00カラットで最高品質カラーD、透明度VVS1、
カットEX(エクセレント)ですと、
ルース(ダイヤモンド)だけでも、1000万円以上します。
それに、ハリーウイストンのブランド料、枠の加工代金と
考えますとおおよその価格算定はできます。
宝石価格はわたしたちプロでも騙されやすいのです(笑い)
正直なところ、売り手と買い手で価格はどうにでもなります。
そんな”危険性の高い”商品ですから、安心と信頼の裏付けと
して、売り手にも買い手にも属さない第三者の立場から
専門家(鑑定士)が認定を行い、証明書を発行します。
最近、公平な立場の鑑定機関が、ダイヤモンドの品質を詐称して
宝石業界から追放され、倒産しました。
それだけ、厳格な基準で商品が守られています。ご安心下さい。
「保証書」は、その商品を販売店が保証すると言うだけの
販売店発行の証書です。
保証書が付いているから良品とは限りませんね。
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■本日の貴金属相場ご案内■
2016/01/15
■国内公表インゴット売買価格■
売(税別) 前日比
金 ¥4,140 -31
Pt ¥3,282 -6
買(税込) 前日比
金 ¥4,385 -34
Pt ¥3,415 -7
1/14 NY貴金属=金、プラチナ下落。
金 1073.60 -13.50
PT 834.80 -16.50
銀 13.748 -0.408
NYドル/円 118.05
■海外貴金属市況コメント■
1月14日NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安や、米株式市場の上昇を受け、金は軟調に推移。NY原油先物相場の上昇を背景に、エネルギー関連株などを中心に米株式市場が大幅反発。これを受けてリスク回避姿勢が後退し、安全な資産とされる金の魅力が薄れ、金は売られた。また、外為市場でのドル高ユーロ安も売り材料に繋がった。白金も下落。金の下落に連動して売られた他、フランスの自動車大手ルノーが仏当局から排ガス不正問題で立ち入り調査を受けたと一部で報道されたことも売りを誘った。米株式市場の大幅上昇には反応は見られなかった。