金・プラチナ相場は「経済・投資」の参考書です。

宝石業界に40年間います。毎日の貴金属相場情報と、ビジネスの参考になることを書いていきます。   本ページはプロモーションが含まれています!

「金地金」売買とマイナンバー制度

H28年2月5日(金)国内&海外貴金属相場情報

 

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こんにちは。

金やプラチナの地金をご購入や売却に関しての
お話です。


本年から始まる社会保障
税の共通番号(マイナンバー)制度が
国内の金業界でにわかに話題になっています。

マイナンバーは預貯金口座へも任意で適用される方針。

 

このため、
現物資産である「金」や「プラチナ」も対象になるのでは?

 

このような見方が金保有者の間で広がり、
貴金属店の窓口で質問をする顧客が後を絶たない見たいです。

わたしにも数件のお問い合わせがありました。


今のところ金地金の購入に関しましては、任意ですが、
売却はこの限りではありません。

 

売却時での所得のごまかしは出来ません。

お店は200万円以上の買い取りは税務署に申告する義務があります。

 

昨年200万円以上の地金を売却した人は
本年の確定申告には申告してください。


ごまかしますと、後で税務署から調査が必ず入りますので
ご注意ください。

 

下記は田中貴金属工業さんのを記載しました。


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<個人番号(マイナンバー)制度に関するお知らせ>

2016年1月以降、
個人番号(マイナンバー)制度導入に伴う所得税法等の改正により、
お客様への支払金額が200万円を超えた場合に事業者が税務署に提出する支払調書に、
お客様の個人番号(マイナンバー)を記載することが義務付けられました。

 

これに伴い、2016年1月よりお客様におかれましては
「200万円を超える金地金・プラチナ地金・金貨・プラチナ貨の
ご売却取引」の際は、お客様の個人番号(マイナンバー)の
ご提示をお願いいたします。

 

※お客様よりご提示頂いた個人番号(マイナンバー)は、
支払調書作成事務にのみ使用させていただきます。

 

ご売却金額が200万円を超えたお客様へは、
あらためて書面にてご案内いたします。

お客様のご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます。


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<ワンポイント投資情報>


今は金は一時期から見ますと下降していますが、
プラチナはかなり下落しています。

 

資金の余裕のある方はプラチナインゴットを購入して
2020年の東京オリンピック前に手放すと投資になります。


今ですと、消費税が8%ですから、10%になった時には
売買の価格は違いますが、1キログラムですと手数料がかかりませんので
かなりの差額での儲けが出ると思いますが、
投資にはリスクもあります。

これはあくまでわたしの客観的ないけんですから
最終的にはご自分の判断でお願いいたします。

 

 

■本日の貴金属相場ご案内■

2016/02/05
■国内公表インゴット売買価格■
売(税別)  前日比
金 ¥4,378  -1
Pt ¥3,498  +51
買(税込)  前日比
金 ¥4,642  -1
Pt ¥3,649  +55

2/4 NY貴金属=金、プラチナ上昇。
金 1157.50 +16.20
PT 906.30 +26.20
銀 14.850 +0.116
NYドル/円 116.73

■海外貴金属市況コメント■
2月4日、NY貴金属市場の金は上昇。米追加利上げ観測後退から外為市場でドルは軟化、この流れを受けて金は買われた。前日の米NY連銀のダドリー総裁の発言を受けて、早期の追加利上げ観測が後退したことで本日も引き継ぎ金は買われた。昨年10月29日以来およそ3ヶ月ぶりに1150ドルの節目を回復して引けた。市場関係者の多くは5日発表の米雇用統計に注目しているが、米雇用統計が弱い内容となれば、金は更に買われるとの見方が強い。白金も上昇。金の上昇に連動した他、安値拾いの買いや米株式市場の上申に好感し、節目とされる900ドル台を付けた。NY外為市場で円が買われ対ドルで116円台に上昇した。