3月12日(木)国内&海外貴金属相場情報
「2000円より1999円が妙に安く感じる理由」
こんにちは。
わたしもリアルビジネスで物販もしていますが、
プライス(値入)で考えます。
ジュエリーでも、
10万円を99,800円とプライス表示しますと、
割安感があります。
メーカープライスは別として、
仕入れ価格から利益を考えて、値段を付けるのは
悩みます。
最終的に売れ残ってのバーゲン価格での利益率。
競合他社さんとの価格の競合。
本当に悩むんです。。。
なので、
不思議なことに何かの商品に
【2,000円】という値札が付いているときと
【1,999円】という値札が付いているときでは
なぜだか1,999円のほうが
やたらと安く感じてしまいます。
実はコレ、先頭数字効果というのですが
人は複数の価格を比較するとき
先頭の数字を過大評価する傾向があるのです。
ということは、1,500円と1,499円では
消費者の価値認識はそこまで変わらない
ということが分かります。
他にも、1000円のTシャツを3枚買うとき
「2枚買えば3枚目から半額」と言われると
「3000円を2500円に値引き」あるいは
「総額から500円値引き」と言われるより
大幅に安く感じてしまいます。
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↓
■本日の貴金属相場案内■
2015/03/12
■国内公表インゴット売買価格■
売(税別) 前日比
金 ¥4,564 -20
Pt ¥4,479 -22
買(税込) 前日比
金 ¥4,843 -22
Pt ¥4,708 -24
3/11 NY貴金属=金、プラチナ下落。
金 1150.60 -9.50
PT 1115.40 -14.60
銀 15.365 -0.268
NYドル/円 121.46円
■海外貴金属市況コメント■
3月11日、NY貴金属市場の金は下落。米早期利上げ観測を背景に外為市場でドル高ユーロ安を受けて金は軟調に推移。引き続き米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利上げ観測に加え、欧州中央銀行(ECB)の量的緩和開始を背景に、ユーロ圏諸国の国債利回り低下が続いていることで、本日もドルが対ユーロで堅調に推移、これを受けて金は売られた。一時は昨年12月1日以来となる1150ドルの節目を割り込むなど続落して引けた。白金も下落。金の軟調に連動した他、米株式市場の下落や、世界プラチナ投資委員会が、今年の世界プラチナ生産見通しを前年比10%増と予想したことも下げ要因につながった。