金・プラチナ相場は「経済・投資」の参考書です。

宝石業界に40年間います。毎日の貴金属相場情報と、ビジネスの参考になることを書いていきます。   本ページはプロモーションが含まれています!

2月23日(月)国内&海外貴金属相場情報

世界一高い、355億円の名画

 

こんにちは、橋詰です。

今日は奥深い話があります。

 

ポール・ゴーギャンという画家が
1892年に制作した絵画、
『ナフェア・ファア・イポイポ(いつ結婚するの)』

http://www.salvastyle.com/menu_impressionism/gauguin_ipoipo.html

 

実際の落札価格こそ公表されていませんが、
美術品の取引史上最高額となる
3億ドルで落札されたと報じられています。
(ちなみに購入したのはカタール王室です)

なぜ、ここまで高値で
売れてしまうのでしょうか?

 

もっと言うと、なぜそんな金額を
払ってまで欲しいと思わせることが
できているのでしょうか?

 

絵画自体がすばらしいということも
もちろんあるのかもしれませんが、
ここまで価格が高騰してしまう理由、
欲しくさせてしまう1番の理由は、
「希少性」という言葉で説明できます。

 

要するに、
「数が少ないとわかると
より欲しくなる心理」が働いているのです。

 

考えてみれば、希少性の威力は、
日常的にあらゆる形で現れています。

 

ダイヤモンドなんかがそうです。

きれいな宝石はいくらでもあるのに、
ダイヤモンドはなぜあれほどまでに
特別扱いされるのでしょうか。

 

それは、ダイヤがなかなか
見つからない宝石であり、
カットが難しく、珍しく、
簡単には大量生産できないものだからです。

 

選択肢が多いと、
人はたいてい迷うものですが
その商品に希少性があれば
購入を決断する明確な理由が生まれます。

 

だからこそマーケティングにおいて
この「希少性」を活用しない手はありません。

 

簡単に言えば、
「決断を急いでローンチ終了前に
商品を購入しなければ困った事態になる」

というよからぬ結末を
見込み客に想像させるのです。


今回ご紹介する本、
「ザ・ローンチ」の著者である
ジェフ・ウォーカーは
今日お話しした「希少性」を
「メンタルトリガー」と呼んでいます。

メンタルトリガーは他にもあり
全部で9個のトリガーを
上手く使うことができれば、

 

ただの専業主夫でも
わずか7日間で6桁の売り上げを
達成することができます。
(実際この記録はジェフ自身のものです)

 

マーケティングを学びたい方、
自身のビジネスを大きくしたい方には
非常におすすめの一冊です。

詳しくは「ザ・ローンチ」を
ご覧になってみてください。


http://directlink.jp/tracking/af/1094034/3vXxo39Z/

 

 

■本日の貴金属相場案内■

2015/02/23
■国内公表インゴット売買価格■
売(税別)  前日比
金 ¥4,656  -17
Pt ¥4,556  -19
買(税込)  前日比
金 ¥4,943  -18
Pt ¥4,791  -21

2/20 NY貴金属=金、プラチナ下落。
終値($/OZ)
金 1204.90 -2.70
PT 1169.50 -2.80
銀 16.273 -0.108
NYドル/円 119.05

■海外貴金属市況コメント■
2月20日、週末NY貴金属市場の金は下落。朝方は上昇。ギリシャ支援策を協議するユーロ圏財務相会合の結果待ちで方向感に乏しい展開となるなか、一時は支援策協議の行方を警戒し、安全資産として金を買う動きが広がり買われた。その後、ダイセルブルーム・ユーログループ議長が、ギリシャ協議について「時間が掛かるが、依然楽観的な見通しを持つ理由もある」と発言。これを受けて欧米株価が上昇すると、安全資産としての金の魅力が薄れ、終盤にかけ小幅安で引けた。春節で休暇中の中国を含むアジア勢の参加も少なく商いは低調。白金も下落。金の下落に連動した。ただ、米株式市場の上昇に好感した買いも見られ下げ幅を縮小して引けた。