金・プラチナ相場は「経済・投資」の参考書です。

宝石業界に40年間います。毎日の貴金属相場情報と、ビジネスの参考になることを書いていきます。   本ページはプロモーションが含まれています!

3月25日(火)国内・海外貴金属情報


本日は本業の話を少し・・・

宝石は、文字通り「宝」の「石」と書きます。

あなたはご存知でしたか?

地球上に約5000種もある無機質の鉱物の中から
「たから」として取扱いされるのは、
真珠やサンゴなどの有機物の宝石を加えても
約30種類位です。

★宝石として扱いされるには、四つの大条件があります。

① 美しさ ただの石と区別する第一条件です。
  
  (色、光輝、光沢、内放物の程度、特殊効果)


② 耐久性 簡単に壊れたり、消耗したり、色あせしない。
  
  (硬度、靱性、耐熱性、耐薬品性)

③ 稀少性 簡単に手に入らない貴重さ、珍しさ。

  (ここに宝石の奥深さがあります。)

④ 携帯性 どこにも着けていける、小さく軽いもの。

  (現実に指や首に数億円で飾る事は簡単な事です)


この四大条件と宝飾品としての市場的人気が
宝石として価値を生むのです。


★売るならだんごか宝石か?

 

 

■本日の貴金属相場案内■

2014/03/25

■国内公表インゴット売買価格■

(税別)  前日比

金 ¥4,361  -73

Pt 4,774  -32

(税込)  前日比

金 ¥4,496  -76

Pt 4,887  -34

3/24 NY貴金属=金、プラチナ下落。

金 1311.20 -24.80

PT 1431.20 -4.80

銀 20.067 -0.243

NY ドル/円 102.26

■海外貴金属市況コメント■

324日、週明けNY貴金属市場の金は大幅下落。米早期利上げ観測とクリミア半島の軍事的緊張緩和により売られた。欧米諸国とロシアの対立が続くなか、ロシアはクリミアの併合を事実上完了。ウクライナ暫定政府が、クリミア半島内のウクライナ軍施設からの撤退を正式に決定したことで、軍事的な緊張が和らいだ。また、米連邦準備制度理事会(FRB)2015年前半にも利上げを実施するとの見方も改めて材料視された。「主要7ヶ国(G7)緊急首脳会合で、クリミア情勢への対応が協議されているが、効果的な措置を打ち出せるかは不透明」との見方が強い。白金も下落。金の下落に連動しファンド筋の売り物が先行した。ただ、南アフリカの労使交渉の難航に加え、ロシアからの白金属系貴金属(PGM)の輸出が滞るとの懸念から下げ幅は限定的となった。